私、藤本敦子。
今日はベートーベン・ピアノソナタ32番2楽章途中までについて。
ベートーベンの記譜法というのかな?
3度進行の美しさのなかで浄化され薄まっていくように連ねられた音符達。
その高みに登り薄まっていく清らかさ。
ベートーベンの洗練された精緻さを楽譜から受け取った。
これは演奏者に対して、慎み深い心のみが出せる演奏の素朴さを要求されている。
ベートーベンからの挑戦状として受け取った。
逆に言うと、それに見合った者しかこの曲は本当の意味で弾けないのだとも思った。
『求めよ、さらば与えられん』