ベートーベン⑤

私、藤本敦子。

こりもせず、またまたベートーベンについて。

何となく、本当に何となくベートーベンのピアノソナタ1番1楽章について。

一番最初の作品はその作曲家の特徴が良く現れていると、ふと思ったから。

提示部:ヘ短調

11小節目のAs:へは雰囲気を変えて弾きたいところ。

そして第二テーマへ行きcodaへ。

このcodaは属9のドッペルドミナントからIの二、属7、I。

展開部は遠隔転調していて緊張感がある。

68小節目のc:のところ。

弦楽三重奏のよう。

80小節はスフォルツァンドが凝縮されている。

そこから再現部までドミナントが続きヘ短調へ戻ってくる。

以下省略。笑

特徴として、コンパクトにまとまっていて、ドラマチック。

アルペジオ、音階、和音が多い。

休符の視覚的な効果。

こういうところに音楽の命を吹き込んでいる感じがする。

コーダもとてもシンプル。

32番との共通点が見えてくる。

やっぱりベートーベンは本当は32番のソナタは3楽章まで書きたかったんじゃないかなと思う。

本人がそう言っていたという記述も残っているみたいだし。

疑問は尽きないけれど、あぁでもない、こうでもないと考える時間がありがたいなと思う。

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