感覚の変化

私、藤本敦子。

病み上がりの私、今日は良くやったと自分で褒めます。笑

朝から今日は何かと頭を使う事が多く、バタバタとしておりました。

完全にキャパオーバーでしたね。

ハイ、なので夕方以降(今から)何もしません。笑

ひたすら癒しの時間に充てます。

おっ、そう言えば今日一つ嬉しかったこと。

前は電話をしたり人に会う時、何かをする時は決まって心臓がドキドキして過度に緊張してしまい、これに耐えられない自分がいたけれど、前より少しマシなっている自分を発見できた。

私にとっては大きな進歩。

私、過緊張や過集中の為に演奏中に鍵盤が歪んでしまう。

ミスに繋がってしまうので、それを何とかしたくて頭を使って知識を詰め込んだり、指番号を丸暗記した。

少なくとも左手だけは確実に。

そうするとどうなったかって、弾けるようにはなったけれど何も感じなくなりピアノに心を閉ざしてしまった。

ウィーンにいた頃、祖母が亡くなったにも関わらずビザの関係で日本に帰れなかった。

父の手術の時もそうだった。

帰りたくても帰れない、心がボロボロでぐちゃぐちゃで、それでも次の日に演奏しなければならない状況だった。

何のために音楽をしているのか本当に分からなくなり、結局私は日本を、家族を選んだ。

そんなこともあって、完全帰国後はピアノから遠ざかっていた。

でも最近何かが変わった感じがする。

以前の私の行動動機はイジメられない為に、馬鹿にされない為に、だった。

でも日本を選び家族を選んだということは、言葉を換えると、私にとっては、安心を、信頼を、健康を選んだのではないかな。

つい先日、何かの始まりのような偶然の再会があった。

何かが私の中で始まった気がする。

最近は言葉と言葉の間(0と1の間)に本当のことがある気がしている。

私はピアノに心を閉ざしたのではなくて、知識や頭を使うことでそれが障害物になって分断されていただけなのかもしれない。

だからもう一度。

もう一度ピアノに真摯に向き合ってみようと思う。

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