プロローグ

居場所が欲しかった。
何でも言えて、ただただ話を聞いてくれて、あなたはどうしたいの?と聞いてくれて、そんな居場所が欲しかった。
怖くて震えていたあの夜、心の中に残るわずかな光を信じて私は願いを放ったんだ。…
『私はあなたを助けに行くからね。』
あれから何年も経った今、当時感じていたわずかなヒカリは紛れもなく未来の私からのエール。
ようやく迎えに行く準備が出来たみたい。
読んでくれる『あなた』の居場所になったら良いなと願いつつ…。
そんなこんなで『ピアノと私』、
スタートです♪
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